「アクセルの倅(せがれ)。お前は強さとはなんだと思う」

王宮の一室。
狭くも広くも無い部屋。
44番隊がひしめくその部屋。
その中央のロウマ。
彼はアレックスに問いた。

「強さ・・・・ですか」

アレックスは少し考えた。
だが、

「分かりません。強さというものにあまり関心がないもんでして・・・」

「ならばどうすれば強くなれると思う」

「それは・・・鍛錬・・・じゃないでしょうか」

「・・・・ふむ」

今の返答は良かったのだろうか。
それともくだらないと思ったのだろうか
分からない。
ロウマは無表情。
見つめるのも怖い目は、真っ直ぐこちらを見据えているだけ。

「ユベン」
「ハっ」

ロウマの一声で、
副部隊長のユベンがアレックスに近寄る。
そしてドロイカンランスをアレックスの目の前に転がした。

「アクセルの倅(せがれ)。その槍でこのロウマを突いてみろ」

「え?」

「それが審査だ。死ぬ気で突いてみろ」

突く?
槍を?
そんな事をして刺さったらただでは済まない。
最強とはいえ人間。
槍が刺されば死ぬものは死ぬ。
アレックスはためらう。
だが、ロウマの目はただ「突け」と言っていた。
その目は命令のような目。
アレックスの心情がどうであれ、
どうしても突かなければならない。
そんな気持ちにさせられる。

アレックスは槍を拾った。

「ただ突くのでなく。力を示せ。己に打ち勝て」

「よく分からないけど!後で怒らないでくださいよ!」

アレックスはそう言いつつ、
低姿勢で突っ込む。
槍を突き出し、矢のように一直線。
だが、
その槍はロウマの前で止まった。

「・・・・・こんなものかアクセルの倅(せがれ)」

槍はロウマの右手に掴み止められていた。

「あ?え?」

アレックスが突き押そうとする。
だがビクともしない。
アレックスは逆に引き戻そうとする。
だがビクともしない。

「弱いな」

そう言ってロウマは槍から手を離した。
アレックスの手の中の槍は、
カコンと赤い絨毯の上に傾いた。

「不採用だ」

ロウマは言い放った。
その目は先ほどと変わらない鋭い眼だったが、
アレックスには冷たくのしかかった。

「アクセルの倅(せがれ)。お前はウソをついた。
 力を欲していないわけがない。そんな者はいない」

「・・・・・・・それが不採用の理由ですか」

「違うな。お前が不採用な理由は単純だ。ただこのロウマに認められるほどではなかったという事だ。
 お前の槍には迷いがあった。己に打ち勝たなければ"強さ"というものは手に入らん。出直せ」

「ですけど・・・・・・」

突然ロウマはほんの少し歩み寄ってきた。
そしてアレックスの目の前・・・・まさに眼前まで近寄ってきた。
近くで見れば見るほど大きな体。
自分にはないものをもっている体。
立ちすくまい全てに一点の迷いもない。
そして鋭い猛獣のような目つき。
その時感じた。

この人は自分とは別の次元の人間だ。
この人には・・・・・・一生かかっても勝てない・・・・。

いや、
いやいや!
それは自分が勝手に思ってるだけだ!
どんな事だってやってみないとわからない。
このロウマさんだって不死ではない。
最強と無敵が違う!

「アクセルの倅(せがれ)。その目。まだ食い下がれぬか」

ロウマの二点がアレックスの二点を見つめる。

「ならば弱き者よ。このロウマの力をもって強さを教えてやろうか
 お前が強さを手に入れる手助けをしてやる。痛みと共に」





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「あがらはああァァぁアアあ亜ああ゙あああ」

鈍く、脳まで響き渡るような金属音が鳴り響いた。
メッツの斧がロウマの槍に止められた音だった。

「こんなものか、弱き獣よ」

ロウマの重い言葉。
だがその言葉。
それはメッツの脳に届くことはない。
メッツは自我を失い。
ただ闇雲にロウマを襲うだけの殺人マシーンなのだから。

「えは・・・死が!!!!」

メッツは左手の斧を振り落とす。
ロウマの槍に向かって。
ロウマの黒く、長いハイランダーランス。
横に広げられたその槍に直撃する。

「氏え!殺いィあ!」

メッツが斧を振り落とす。
右の斧。
左の斧。
もしくは両方。
振り落とすたびにガゥンガゥンと重低音が鳴り響く。
その斧は全てロウマの右の槍に振り落とされる。
ロウマは片手一本で止め、捌いていた。
しかもメッツの極重の斧を受けても、ロウマの腕は押し負ける事を知らない。
まるで地に置いてある鋼鉄を叩くかのように、
メッツは斧を振り落とすだけ。
ロウマはビクともしない。

「強さというものはこういうものの事では・・・・・ない」

ロウマが4mある巨槍を振った。
一閃。
と思うと、
どうやったのか・・・・・・・・。
メッツの重斧が両方宙を舞っていた。
一閃で二本の斧を弾き飛ばしたのだ。
二つの斧は数秒宙を滞空したあと、
砂の地面に砂煙をあげて墜落した。

「あ゙?」

メッツは頭の上に「?」を浮かべた。
なんで自分の武器が飛んでいった?
そんな事を不思議に思う野獣のような顔。
だが、
闘争心もまさに野獣。
次の瞬間右拳を振りかぶっていた。
単純。
まさに本能のみの攻撃。
ただ全力を目の前に叩き込むだけの野生的攻撃。

「くだらん。喰ってやる」

気付くと巨槍が降り注いでいた。
どうすればパンチより早くあの重すぎる槍を振り落とせるのか。
4mの巨槍。
鋼鉄の大木。

砂煙があがった。
いや、砂しぶきが舞った。
ハイランダーランスが叩き落されたのだ。

「己に勝てぬものに、強さはない」

叩きつけられた巨槍の下。

砂煙の中。
出てきたのは・・・・・・・・・・・

横たわったメッツだった。

メッツは砂の地面に横たわり、ピクリとも動かなくなっていた。

「メッツ!!」

ドジャーが叫ぶ。
が、メッツに返答はない。
返答などできない。
まさか、

「てめ!まさかメッツを!!!」

「先ほどこのロウマは言ったな」

ロウマは目をドジャーとアレックスに向ける。
もうメッツなど眼中にない。
そういう目。
鋭さだけを感じさせる目。

「獅子はウサギを狩るのにも全力を尽くすという」

「クソォ!!!」

ドジャーが走る。
駆け寄る。

「ドジャーさん!!!」

アレックスの声など無視し、
ドジャーはメッツの側へと走った。
そしてメッツの側ですべるように足を止め、
メッツを揺する。

「おいメッツ!メッツ!!!」

メッツに必死に呼びかけるドジャー。
だがアレックスは傍によることはできなかった。
メッツを案ずる以上に・・・・・・

ロウマが怖かった。

逆に何よりメッツを案ずるドジャー。
必死に揺すり、呼びかける。
その姿をロウマは何も変わらぬ目で見下ろしていた。

「案ずるな」

ロウマの言葉と共に、
メッツがピクッと少しだけ動いた。

「メッツ!!!」

生きている。
その嬉しさにドジャーは何度も名前を呼ぶ。
が、メッツに意識自体は戻らない。
たった一撃。
たった一撃の攻撃でメッツは戦闘不能となったのだ。
何一つ攻撃は届かず。
向こうはたった一撃・・・・。
いや、

一歩も動かずにメッツを倒した。

ドジャーは「クソォ」と叫んでメッツ体を起こし、
メッツの腕を肩にかけ、
ずりずりと砂の地面を引きずる。
引きずってアレックスのいる方に連れてこようとしているのだ。
そんなドジャーの後姿を見ながら、
ロウマは話を続けた。

「あの言葉は間違いだった。獅子が全力で獲物を仕留めるのは尊厳などからではない。
 単純に加減のできない畜生なだけだ。振り回すことしかできない事はむしろ弱さだ。
 本当に強いものは加減ができる。自分の10を・・・・・・己を知っているからだ」

ドジャーはロウマの言葉を背に、アレックスの横までメッツを連れてきた。
アレックスはすぐさまメッツにスーパーヒールをかける。
全力で。
ドジャーはロウマを睨んだ。

「その男は弱かった」

「んだと!!!」

「勝者が強者。敗者が弱者というのなら・・・その男は強者だろう。
 だが、己に打ち勝てない強さ。それは強さではない。
 誇り無き獣と同じ。生まれ持った牙と爪を振り回しているだけだ」

ロウマは二本の巨槍を地に斜めに突き刺した。
そして話を続ける。

「もしドーピングなどせずに向かってきていれば、
 あるいは・・・・・場合によってはこのロウマが認めていた何かがあったかもしれん。
 もし己が思う何かがために全力を振るうならばそれは強さだったかもしれん。
 そのメッツという男の意欲的な性格は存分に気に入った。素質もある。自信もある。
 だが己を捨てたものに興味などない。"自棄"に強さなどない。
 どんな葛藤があろうとも、どんな感傷的な理由があろうとも・・・・・・・・・」

ロウマの目がアレックスとドジャーを突き抜ける。

「己を捨てるという事は自殺と同意語だ」

静かに、それでいて雄々しく。
ロウマはこちらを向いているだけ。
オレンジの鬣(たてがみ)が潮風に揺れる以外は、
少したりとも動かない。
視点さえも。

口が動いた。

「アクセルの倅(せがれ)。次はお前だ。強さは手に入れたか?」

僕・・・の番・・・

アレックスは知っている。
どうやっても自分ではロウマに勝てない事を。
雲の上の存在。
いけば・・・死ぬ。
普段、死を恐れていたわけではないが、
それとは別にロウマから浴びせられる恐怖。

僕には・・・・・

「あの日のように、愚かに負けるか?」

・・・・・・・・・。






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「参った!降参です!!!」

ロウマが見下ろす。
王宮の一室。
赤い絨毯の上。
赤く、血まみれのアレックスは叫ぶ。
無様に尻餅をつき、
たった一つの槍(武器)からは手を離し、
後ずさりしながら乞う。

「何故諦める」

ロウマは無表情で言う。

「ぼ、僕は別に44部隊に入る事なんて望んでないです!」

「力は望んでいるだろう?」

「え・・・・」

何を言ってるんだこの人は・・・・
力なんて・・・・
興味ないと言ってばかりじゃないか・・・・
僕は・・・
ただ食べるもの食べてのんびり暮らせれば・・・・

「ウソだな」

ロウマはまるでアレックスの心を読んだかのように言った。

「お前はたしかに平穏を望んでいる。が、その奥の奥で強さを望んでいる」

「何を・・・」

「目を見れば分かる」

ロウマは言うなり、アレックスの側に歩みよる
そして尻をついたままのアレックスに言う。

「目を・・・・顔つきを・・・・。それらを見れば大概の事は分かる」

ロウマの無機質でありながらも獰猛な目。
その目でアレックスはじっと覗き込む。

「お前の甘いジュースのような目の奥に、強き何かがある。
 言うならばアルコールのような揺れる激しさ・・・・お前はまるでカクテルのようだな」

何を言ってるんだこの人は・・・
怖い・・・・
分からない・・・
怖い・・・・



アレックスはただ一つも振り向かず、
その部屋を出た。


一目散に・・・

ただ逃げた。




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「また逃げるか?」

アレックスはハっとする。
われに返るような思い。

また。
逃げる。

その言葉が脳内を麻薬のようによぎる。

逃げる。
また?

僕は逃げるのか?
怖くて逃げるのか?
ロウマさんと会ったあの日のように?
オブジェを持って逃げた終焉戦争の日のように?
母を失ったあの日のように?

「お前の全力を見せてみろ」

アレックスは歯をかみ締める。

違う。
僕は逃げたかったんじゃない。
強さが欲しかったはずだ。

少年時代。
父が襲われ、危なかった時。
何も出来なかった自分。
守る事も、
救うこともできなかった自分。

そのためにガムシャラに槍の修行をした。
そのためにガムシャラに聖の学習をした。

環境に流されてやっていると自分に言い聞かせてた。
けど、違う。

勇猛なる父のようになりたいと思ってたはずだ。
寛大なる母のようになりたいと思ってたはずだ。
人を守る力も。
人を救う力も。

だから聖騎士になった。
やれと言われたから頑張った?
そういう環境だから頑張った?
違う。
僕は"流れ"だけであれほどの努力をする人間じゃない。
そんな性格じゃない。
面倒な事を嫌う性格だからこそ、無意味に努力なんかしない。
力を欲してたからこそ努力してきたはずだ。

そうだ・・・・
そうだった・・・・


僕は欲張りだったはずだ。


「負けても・・・・・・・・・・・」

アレックスは震えながら槍を構える。

「あの日のように愚かではないはずです・・・・・・・・」

ロウマの口が少しだけ歪んだ。
笑みのようにも見えた。

「いい目だ。アクセルを思い出す。止まる事を知らぬ目だ。
 だが負けると分かっていて向かってくるのは己を捨てたからか?」

「違います・・・・」

アレックスは顔を真っ直ぐ上げる。

「ロウマさんに勝ちたいんじゃなく・・・今、自分に勝つためです」

その瞬間振るえが止まった。
それを見たロウマがまた少し笑みを溢したように見えた。

「悪いな。意地の悪い質問をした。目を見て分かっていた」

アレックスは真っ直ぐロウマの目を見つめ返した。
ロウマの目をこんなに真っ直ぐ見たのは・・・・・・・・・初めてな気がした。
一度生唾を飲んだ。
ゴクリと、
そして一呼吸をおく。

・・・・

そして眉を吊り上げた。

「あぁぁぁああ!!!!!」

突っ込んだ。
真っ直ぐ。
ただ真っ直ぐ。
槍を突き出し、
走る。
突っ込む。
そして、

「らっぁあ!!!」

槍に力を込めた。

だが、突き出した槍は・・・・・・ロウマの目の前で止まった。
素手で掴まれたのだ。
あの日のように、
あの時のように。
ロウマに掴まれた槍は、
押しも引きもビクともしなかった。
だが、
ロウマは言った。

「強くなったな」

ロウマは少し笑みを漏らした。

・・・・・・・・
何故かその言葉にグっときた。

「あの日より槍が数センチ奥まで届いている。この数センチがお前の強さの成長だ
 そして、槍の先端を見てみろアクセルの倅(せがれ)」

言われてアレックスは自分が突いた槍の先端を見た。
ロウマに止められた槍。
その先端は・・・・ロウマの腹に刺さるでもなく、
だが確実に。
そっと触れるように。
ロウマに届いていた。

「ダメージは与えられなくとも、お前の強さはこのロウマに届く強さなのだ
 あの日の審査はそれを教えるためのものだった」

アレックスは言われて気がつく。
そして笑みを漏らした。
何故か少し嬉しかった。
自分が成長していたという事。
自分が認められたという事。
そして自分の力を認識できたという事。
そう思うと笑みがこぼれた。

「あの日。何故お前をあの一室に招待し、部隊に入れる審査をしたか言ってなかったな」

「へ?」

「あの年齢で新入団員代表。大っぴらすぎる言い方をすれば、お前があの中で最も優秀だったからだ。
 だが審査した理由は一番成績が優秀だったからではない。このロウマ。気に入ったからだ。お前を。
 最上位の能力を持っているという事。誰よりも優れる能力を持っていたという事。
 それは誰でもなれることか?はたまたどうやったらなれるものなのか?
 それは"才能"があるからではない。かといって"努力"のたまものでもない。
 ・・・・・・・それはただのあくなき"向上心"。己に強さを求め尽くしたものだけがなれる」

「・・・・・・・・・向上心・・・」

「お前はたった一つ。それだけを無意識に隠していた。奥に抱え込んで気付いていなかった。
 平穏に生きたいという本音の中に相反するもう一つの本音だからだ。
 お前は生涯強さをがむしゃらに求めて成長してきた。誰よりも。
 ならば・・・・あと必要なのはその己自身を認めてやるという事だけだった
 言うならば"決定的な自信"。それを手に入れたお前は強い。己を認めて強くなったのだ」

強さ・・・・。

アレックスは拳を握る。

そうだ・・・心の底では強さを望んでいた。
人の何倍も努力してきた。
人の何倍も上を目指してきた。
そして・・・その結果を手に入れている。
そうだ。
その結果だ。
当たり前だ。
僕は・・・・・・・


強いんだ


「だが、まだこんなものではないだろう」

「え?」

「まだ力を出し尽くしていないのだろうと聞いている。
 全力を誇示してみたいなら・・してみろアクセルの倅(せがれ)!
 ・・・・・・・・・・・このロウマが全て受け止めてやる」

まるで自分の心を読んでいるかのような言葉。

ロウマの目。
器が大きすぎて恐怖を覚えたその目。
だが、それは今、逆の印象だった。
自分自身を包み込んでくれるような器の大きさ。
自分の全力を受け止めてくれる強さ。

「はい!」

アレックスは笑みと共にバックステップで距離を置いた。
ロウマとの距離は10mといったところか。
アレックスの顔は・・・・・・楽しそうだった。

「僕の全力で行きますよロウマさん!!!」

一度槍を真上に掲げた後、
真っ直ぐロウマに槍を突きつけてアレックスは言った。
こんな事さっきまでのアレックスには怖くてできなかった。
今は怖さなど感じない。
自分を信じているから。

「喰ってやる。こいアクセルの倅(せがれ)」

「アレックス!」
「ドジャーさんは黙ってみててください。今楽しくなるとこなんですから!」
「は?」

ドジャーは困惑した。

「なんだって?」

ドジャーはアレックスが楽しそうに戦闘をしているところなんて見たことが無い。
できるならば戦闘など回避したいタイプの人間だったはずだ。
なのに笑っている。
戦闘を・・・・楽しんでいる?

「ドジャーさん」
「あ?」

アレックスが少し後ろを見てニコっと笑った。

「王国騎士団が部隊長の力って奴を見せてあげますよ!」

王国騎士団の。
その言葉にさえドジャーは違和感を持った。
アレックスはあんなにも騎士団の過去を引きずっていたのに、
・・・・・・・今はまるでそれが"誇り"かのよう。
それ自体が"自信"かのよう。

「聖十字よ、我に力を」

アレックスは素早く右手で十字を描く。
パージフレア?
いや、違う。
たしかにパージの動作だ。
魔方陣も現れた。
が、その位置は・・・・アレックスの目の前。

アレックスの足元に神々と輝く魔方陣。

「アーメン」

アレックスは槍をクルリと回し。
逆手に持つ。
そして両手で槍を・・・・
地に、
魔方陣に突き刺した。

魔方陣から突きあがるパージフレアの光。
蒼々とした聖なる炎。
それが魔方陣から吹き上がり、
突き刺したアレックスの槍を包み込んだ。
そしてパージフレアが吹き止んだと思うと・・・・

アレックスの手には蒼い炎を抱いた槍があった。


「イソニアメモリー・・・・・・聖槍"オーラランス"」














                 






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